宮城県女川町をご紹介 ~ その3 女川名物 秋刀魚編 ~

 

ポスター1

さんまの工藤です。 いえいえ、シナジー委員の工藤です。

今日は「女川名物 秋刀魚」について書かせていただきます。

秋刀魚、大衆魚でありながらも美味しいですよね~。

落語の演目「目黒のさんま」でも知られている通り、江戸時代からその美味しさは

知れ渡っていました。

「女川の秋刀魚」が何故有名なのかもご紹介します。

どうぞ宜しくお願いいたします。

▼目 次

秋刀魚(さんま)について

  • さんまの生態
  • さんまの旬
  • さんまの漁獲方法
  • 栄養満点!?
  • さんまをとりまく状況

女川のさんまが美味しい理由

  • 日本有数の水揚げ高
  • 仲買人の目利き
  • ここで買えます女川のさんま

女川町のドキュメンタリー映画「サンマとカタール」

まとめ

 

秋刀魚(さんま)について

女川港朝日さんま入船

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さんまの生態

さんまは回遊魚で日本列島近海を1年かけて南北に移動します。

1年で成魚になり、2年の寿命です。

夏場は千島列島の沖合から寒流にのって南下。

餌はプランクトンや沖アミなどです。

8月は北海道道東沖合。

9月~10月は三陸沖合。

11月は常磐沖合。

12月は銚子沖合。

冬場は日本列島沿いを南下し九州まで回遊します。

その後産卵のために北上をはじめ千島列島へ戻ります。

 

さんまの旬

7月初旬より北海道道東沖合で刺し網漁が始まりますが、「はしりのさんま」は値段が高く、

脂ものっていません。

8月に入りますと、北海道沖合まで南下したさんまが漁獲され、北海道に水揚げされますが、

脂ののりはまだまだです。

9月に入りやっと漁も本格的になり、価格も安く、脂も十分にのったさんまとなります。

さんま水揚げ小型 ダンべ (1)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さんまの漁獲方法

さんまの漁獲方法は、刺し網漁と棒受け網漁があります。

7月は刺し網漁で、小型船にて2~3人の家族操業が多く、海中にカーテンのように網を10時間

程度入れて、さんまが引っかかるのを待ちます。

すぐに引っかかったさんまと、網を引き上げる直前にひっかかったさんまとでは鮮度にばらつきが

出ます。鮮度はイマイチです。初物なので値段も高く脂はのっていません。

8月には中型船や大型船が解禁となり、棒受け網漁が始まり本格的なさんまシーズンが到来します。

棒受け網漁はさんまが光に反応する習性を利用する漁獲方法です。

夜間に電球を一斉につけて煌々と海面を照らし、さんまをおびき寄せて漁獲します。

さんまは海水・真水・氷が入った船倉に入り、鮮度管理が行われます。

海水・真水・氷の割合が実は水揚げするまでの鮮度管理で最も重要となり、各船の企業秘密となって

おります。

 

栄養満点!?

さんまには血液をサラサラにすると言われているEPA(エイコサペンタエン酸)や、脳に良いと

注目を浴びているDHA(ドコサヘキサエン酸)など栄養も満点です。

 

image1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さんまをとりまく状況

さんまを漁獲する国は、台湾、韓国、中国、日本が主です。

昨年、メディアにも多く取り上げられておりましたが、さんま漁は不漁の年でした。

漁獲量だけでなく、小型のさんまが多い年でした。

一説には台湾船や中国船が公海での乱獲が原因と言われていますが、天候なのか海流なのか

周期なのかは実際のところ原因わかっていません。

さんまは8月~9月頃までロシア海域で餌を食べて大きくなります。

この期間、日本はロシアへお金を支払い漁をしておりましたが、昨年日本とロシアとの政治的な

関係悪化の為、漁獲制限を通告されました。

<さんま物語より http://yk-suisan.hatenablog.com/

 

女川のさんまが美味しい理由 

さんま水揚げ小型船 根本

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本有数の水揚げ高

さんまの漁獲高は北海道が最も多く、全国に出荷されています。

女川町は東日本大震災前まで本州トップのさんま漁獲高を誇っておりました。

 

仲買人の目利き

「さんまの漁獲方法」でも軽く触れましたが、鮮度保持の上手な技術を持った船が多く女川に

入港します。

その為、値段は他港に比べると高くなりますが、鮮度保持の上手な船は競って女川へ入港し、

鮮度に自信のない船は女川を敬遠します。

さんま漁は毎日大漁とは限りませんので、初日に船倉を半分埋め、翌日に残り半分を埋めて

満船とし、寄港する時があります。

「少し鮮度が落ちても船倉一杯まで詰め込む船」か、

「鮮度重視で船倉一杯でなくても寄港する船」か、

によって当然さんまの鮮度は変わってきます。

女川は鮮度の良いさんまだけが水揚げされてきた為、仲買人の目利きは鋭くなり、

少しでも鮮度落ちしたさんまは簡単に見極められ買い付けてもらえません。

この好循環により女川のさんまはブランド化しました。

 

ここで買えます女川のさんま

女川産のさんまを取り扱っています企業は、女川町にはいくつかありますが、その中でもイチオシの

ワイケイ水産」さんをご紹介します。

こちらの会社は震災時、津波の被害を受けて工場が流出しましたが、現在は新工場が復旧し、

拘りをもって三陸の海の幸を全国にお届けしています。

家庭用にも贈答用にも女川クオリティの「さんま」が購入できますよ。

さんまの旬には是非、近所のスーパーと違う「女川のさんま」を味わってください!

 

◆ワイケイ水産株式会社

http://www.yk-suisan.co.jp/index.html

 

女川町のドキュメンタリー映画「サンマとカタール」

話は変わりますが、つい最近、試写会にお招きされ行ってきました。

女川町のドキュメンタリー映画「サンマとカタール~女川つながる人々」です。

女川町で水産業を営む阿部 淳さん、女川魚市場買受人協同組合の石森洋悦さんを中心に、

震災から再起する町の人々、中東カタールと女川町との繋がり、新しい町造りに挑む若者達を

記録した作品です。ナレーションは俳優の中井貴一さんが担当されています。

内容については詳しくは触れませんが、5月7日(土)より、JR有楽町駅前

「ヒューマントラストシネマ有楽町」にて公開予定です。

是非皆さんにも見ていただきたい映画だと思いました。PVはこちらになります。

https://youtu.be/t-ymfbXxbN0

 

まとめ

さんま焼き2_愛と勇気とさんま実行委員会_20150307

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女川名物 秋刀魚編、いかがでしたでしょうか?

記事を書いていて、炭火で焼いた脂ののった女川の秋刀魚が食べたくなってきました。

炭火焼は皮はパリッと、身はふっくらと焼きあがりますので、1度は試していただきたいですね。

次回は「さんまの美味しい食べ方」について書きたいと思います。

女川町ならではの食べ方もご紹介します。

 

ではでは引き続き、どうぞ宜しくお願いいたします!

工藤史大

東北応援団 白金支部  WEBサイト

http://www.onagawa.e-ouen.jp

 

 

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