コロナ禍。親として、社長として。

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皆さんこにちは!!

広報宣伝委員会の松谷です!

先ずは皆さん、新コロナウィルスにご自身が感染しない為に万全の対策を。
自身が感染しない事が、自分の大切な人を守ることになります。※モロ先輩の受け売り
大切な人の笑顔の為に、皆で乗り切りましょう!(写真は可愛い我が家の珍獣)

しかし昨今の新コロナの影響、本当に大変ですね…。

印青連のメンバーも、事業主や会社経営幹部の方が多く所属しており、自社の従業員の安全、そして事業継続、どちらにも頭を悩ませている人が殆どです。

私もその中の一人、5年前から弊社の代表取締役をやってます。

そして、我が子二人の身を案じる親でもあります。

そんな中で、一人の親として、或いは会社の従業員の生活を預かる社長として、今日は書いてみたいと思います。

▽ 目次

・親として
・自社紹介
・コロナの影響 – 3月
・弊社コロナ対策 – 突貫事例
・コロナの影響と苦悩 – 4月

・社長として
・最後に

親として

新型コロナウィルスの影響で、学校や幼稚園は休校や休園になりました。
また、塾や習い事の多くもお休みの状況、親としては教育面は気になりますが、子ども達はお友達と会う機会を奪われ、加えて、一番重要な「遊び」の多くが出来なくなりました。

我が家も二人の子どもがいます。

平日は普段なら寝顔しか見れないので、休日は出来るだけレジャー施設や比較的大きな公園等に連れて行く機会を作っていたましたが、今は自粛真っただ中。
何処もレジャー施設はやっていませんし、子ども達への感染リスクを考えれば、近所の公園にひっそり行く程度。
勿論一緒に外に出た時は、アルコール消毒を事ある毎に欠かしません。

子どもの達の為に!!

と、嫁は言いながら、あらゆる場面で「シュッシュ」してます。
私も持ち歩いてますが…

全然無理。圧倒的に忘れる。

男ってダメですねぇ。

話が変わりますが、子ども達が家の中で遊ぶもの、公園等で遊ぶもの、どちらも欠品や定価の倍の値段等になっているのですね。
考える事は皆一緒かぁ。こんな事ならもっと沢山買っておいてやれば良かった。

幸い?仕事はコロナの影響で早く終わります。
お客様のお付き合いや組合活動も当然自粛。

早く帰って、子ども達と家庭内で遊ぶ機会が増えました。

これはこれで、悪くない。
騒ぐ子ども達を横目に呑む酒も旨い。

何より、一緒に居て喜んでくれるのは、この子達が幼い今しか味わえない親の特権ですね。
と、何事も前向きに捉えなければやってられませんしね(笑)

ただし、家に居るようなった旦那は、絶対に奥さんのケアを忘れてはなりません。

なぜって?

子どもと旦那の世話に疲れ果てた嫁のストレスピーク = 常に満月状態

サイヤ人が満月を見て大猿化する瞬間が、いつ来てもおかしくは無いのですよ。

尻尾切り…じゃない。
奥様のケアを忘れずに。

予想外に楽しかったのは、家族全員で行った「サイクリング」でした。
川沿いの安全な道を子ども達と自転車で走るだけで楽しかった。
子ども達は、疲れたしつまらないと不満顔でしたが、家族全体のケアとしては良いストレス発散になったかな(笑)

今、子ども達との時間が余りにも増え、ストレスを抱える親が多いようですね。気持ちは良く分かります。

親ってどうしても、「勉強しなさい!」「ゲームお終いにしなさい!」「テレビばっかり見てんじゃない!!」とか言ってしまう。
それは、子どもにちゃんと育って欲しいから。

でも、たま~には自分に課した責任を放棄して、子ども達と同じ目線で遊んでみませんか?

自分自身と子どもの心のケア、双方の為に。
(な!!うちの嫁よ!)

自社紹介

称  号:株式会社松谷メールサービス
創  業:平成元年10月
業  種:発送代行業
従業員数:48名(役員1名・社員12名・パート35名)
敷地面積:約1500㎡(建物1000㎡)※借家
代  表:松谷勝広(38歳/オス)

私の会社は、いわゆる「発送業者」と呼ばれる会社です。

基本的には、印刷物を支給してもらって、宛名印字して封入したり、段ボールに梱包したり、郵便やメール便、宅配便等を使い全国発送することが生業です。
機械化されない小ロット案件や複雑な作業を得意とし、殆どの作業を「人の手」に頼っています。
ある種、時代に取り残され気味の会社かも。

印刷産業青年連絡協議会に入っているのに、「印刷かんけーねーじゃん」って思ったそこの人!

正解!!

でも、悔しいから印刷機(オンデマンド機)買いましたよ(笑)

では、この会社も新型コロナウィルスの影響を受けたのでしょうか。

コロナの影響 – 3月

新コロナウィルスが、世間でも話題に上がるように2月初旬。
中国では大変な騒ぎになっていて、国内でもクルーズ船が連日ニュースで報道されていました。
中国に渡航歴が無い感染者が国内で見つかったり、空港などで検疫が始まるとか始まらないとか。

しかし、正直まだまだ対岸の火事、SARS(サーズ)の時みたいにならなきゃいいなくらいでした。

ところが2月中旬にもなると、国内感染者が4000人を超え、連日大きく報道されるように。
人が多く集まるイベントの中止や延期を皮切りに、飲食店の利用等も控えた方が良いと、自主自粛も始まりましたね。

実際に仕事で体感し始めたのはこの頃。
次々とイベント誘致やセールDMの予定が中止になるのです。

「あぁ、そうか。今イベント出来ないもんなぁ。関係業界の人達、本当に気の毒だな…。」

と、まだ何処か自分達の生活や仕事の根幹に触れるような実感は無いままでした。

しかし3月になって、ようやく状況の深刻さが理解できました。

例年は繁忙期にも関わらず、定期案件以外の予定が入らないのです。
口を開けていれば仕事が入ってくるハズが、スポットの案件が殆ど動きません。
それどころか、そもそも引き合いの話が無い。

業界歴15年ですが、初めての経験でした。

そしてこの頃、身近な処でもコロナ感染者が出始めてた話を聞きました。

因みに3月の売上は、前年同月の25%減。
弊社だと通常月程度の売り上げになってしまいましたが、まだ恵まれている方ですね。

弊社コロナ対策 – 突貫事例(出来る事をとにかくやろう!)

3月中旬に身近な処でもコロナが蔓延し始め、また、仲間内もコロナ対策を本格的に始める会社が多くなりました。

さて困った…。
この会社は人の手に頼っている。人を減らす事が難しい。
交代制って言っても、主力はパートさん(多くが主婦の方)で、生活面を考えれば勤務時間は変えれない。

とは言え、とにかく今出来る事を!!

とゆーことで、周りに遅れを取ってしまった4月頭でしたが、幹部会議で決まった事を突貫(即日)でやってみました。

<弊社実施対策>
1.マスク追加配布(2月に初回配布済)と着用を義務付け
2.消毒液の設置及び従業員に配布
3.就業時間中の作業場強制換気
4.作業者間の距離2mの確保
5.事務所内お手製パーティション
6.毎日の自主検温(家族含む)
7.注意喚起(ポスター&モニター)
8.対面営業自粛
9.テレワーク?

やろうと思えば、結構出来るものですね。

幸い私の会社の従業員は、出勤にほぼ電車を利用しませんので、移動リスクの対策よりも、先ず社内に持ち込まないこと、しかし万が一社内に感染者が出た場合も想定して、「社内で他の人に移してしまうリスクを可能な限り低減する」ことでした。

現場を持つ会社の対策で「万全」というものは皆無ですね。
しかし、対策を打つ効果として、会社の姿勢を明確にすることで従業員へその意思が伝わり、個人レベルの予防への意識が向上します。

写真のような具体策は勿論必要ですが、人が居なければ仕事にならない業種で一番大切なことは、「そこで働く方達の意識を変える」ことだと思いました。

今では、パートさん同士で不用意に外出してしまった話等があれば自分達自身で注意し合うようになってくれました。

ハードがあってこそですが、ソフト面も重要ですね。

以下は、おまけのような話。

 

弊社では、テレワークなど遠いおとぎ話(パソコン使う社員が数人しか居ないw)のような存在と思っていましたが、いい機会だったので営業と現場の管理を兼務する社員1名を、「テレワーク」と称しスマホひとつだけ持たせて自宅で1週間仕事をしてもらいました。

結果、普通に出来ちゃった(笑)

てゆーか、その前にさ。

そもそも君、仕事にPC要らんかったんかいな…。

いやいや。皆が帰宅した後に、こっそり会社に来てPC業務を何度かしていたようです。
また、本人が居ない事で他の人がフォローに走る場面が多々ありました。

しかし今回得た幾つかの課題を乗り越えれば、この会社でもテレワークが可能な従業員が居るのだと、良いテストケースが得られました。
また、本人は現場が見えないことで、チャットを使用したコミュニケーションが増え、普段は見落としがちな確認等もしっかりと行っていたのは、良い効果として実感出来ました。

何事もやってみる(やらせたけど)事だなぁ。

自分以外で…。

コロナの影響と苦悩 – 4月

3月の影響を引きずる処か、見通しすら立たなかった4月頭。
覚悟はしていたものの、政府の「緊急事態宣言」が発令。

3月末の時点で、定期案件以外の4月の予定が手で数えるほどしか有りません。
弊社は通常、月間で200件程度のスポット案件がありますが、3月末時点でまだ数本しか決まっていない状態でした。

4月の結果から言うと、平均月の30%減。
この程度で済んでマジで良かった…。

いわゆる「広告宣伝」的な案件がほぼ壊滅状態。
手堅かったのは、月刊誌や学会誌、報告書等は通常通り動きます。

イメージとしては、「冊子系」の仕事は普通に動く。「チラシ系」の仕事が無い。
需要を起こす為のチラシは無くなり、義務的に発行が必要な物はいつも通りといった処でしょうか。

印青連で行ったアンケートでも、関係各社に影響が出始めているようでした。

<売上>3月時点でコロナ要因と思われる売り上げの影響は出ていますか?

<印青連アンケートについて詳しくはこちら>

4月頭の時点では、パートさん達の仕事が確保出来ず、また見通しも立っていませんでした。
当然パートさん達にも生活が有る訳ですし、仕事が無いからと言って会社都合で全て休みには出来ません。

そこで、何の見通しの立たなかった2週間の間、普段より2時間短い(通常7時間勤務)5時間勤務とし、その為に収入が不足したり、それでも物理的に仕事が無く休日になる日の分は、「有給」を当ててもらい補填しました。※会社営業日であれば出勤予定外の日でも取得OKとした。

え?雇用調整助成金申請すればいいじゃん!!
ってなりますよね…。

ひとつ大きな反省。

弊社にはもともと、シフトが無いのです。
それにより、フルタイム以外のパートさんの出勤予定日は、厳密には存在しない状態。
雇用調整助成金は非常に申請しにくいのです。

フルタイム以外のパートさんは自由に出勤日が選べます。つまり、好きな日に来て、好きな時休む、収入も自分で調整する。
その代わり、会社都合の休みや応援要請日等も柔軟に対応してもらう。

言わばひと昔前の家族経営の名残ですが、私はこの相互関係が好きでした。

結果、通常の7割程度の業務量は確保出来たとはいえ、有給の多用により固定費はほぼ横ばい。
閑散期レベルの大赤字で、数か月同じ状況が続けば勿論ヤバイです(笑)

しかし、シフトの件は今後の良い勉強になりました。
自分の「好きだった」だけでは済まない。
以前から生産工数の波は問題になっていたし、もうやるしかない…。

で、4月末に決心。5月分から超突貫でシフト作成。

以前出勤できる曜日をパートさんに聞いた資料を使い、仮作成、いきなり告知。
不平不満は後で聞いてシフトを手修正するシステム( ̄▽ ̄)

何事も前向きにやってみなきゃ!!
ダメなら止めればいいんだから(笑)

6月か7月にはシステムを導入し、クラウド上で管理者とパートさん、相互間の調整が出来るようになる予定です。
少々パートさんに怒られたけど、ただじゃ起き上がりませんよ~。

また、こんな時期ですから、キャッシュは少しでも多い方が良いと借入の準備を始めました。
会社が資金がショートすれば、自分の家族だけでなく、従業員を路頭に迷わすことになりかねません。

今は好条件の利子補給や優遇措置(5/1に実質無利子枠が1000万から3000万に拡充されました)がありますので、手持ち現金を増やすに越したことはありませんね。

また、コロナ関連では、融資だけでなく助成金も非常に充実しているので、今後の取り組みも見据えて活用出来るものも多いと思います。


経済産業省HPより:新型コロナウイルス感染症関連

社長として

偉そうに社長とはいえ、経験の浅い若造です。
別に頭が良い訳でもない、「普通」の塊のような一般人です。

そんな私でも、今、社長として絶対にやりとげなければならないと自分で思っていること。

それは「従業員を守り抜く」こと。

 

人によって意見や考え方は違うし、一口に「守る」って、安全?生活?メンタル??って色々あります。

何でもいいんですよ。
守り抜くんです。理屈なしに。

私は、従業員を守り抜く事が、今の苦境の中でも、この会社の事業継続に繋がると確信しています。
また、事業継続が出来なければ、最終的に従業員は守れません。

その相互関係の確立を自分の強固な意思として、ブレずにトンネルの出口に向かって行く。

何より経営者には、自分自身を動かす強烈な動機、原動力が必要だと思います。
私はこの状況になって、改めて何の為に社長をやっているのかを認識する、良い機会になりました。

無論、業種業態や会社の置かれている状況が違えば最初から同じことは言えなかったでしょうし、私達は恵まれている方だとも思います。

だからこそ乗り越えるべき、一度決めた「覚悟」は変わりません。

最後に

4月、閑散期レベルで赤字幅が済んだのは、ある意味奇跡でした。

中旬までは、今日何をするのか悩む毎日。
社の全員が普段仕事がある有難さを噛み締めたと思います。

しかし、いつも良くしてくださる方達に本当に沢山助けていただきました。

年に一回のお付き合いのお仕事も、例年と変わらず弊社にご依頼下さるお客様を始め、「厳しい」と私がこぼすと、心配してくれて、お仕事を見つけて来て下さったお客様まで居ました。
また、組合活動を通じて知り合った方達から、予想外のお仕事をいただいたり、時には逆にお仕事を助けていただいたりと、そういった意味では、「人の情の循環」のようなものに恵まれた4月でもありました。

会社を活かしてくれるのは、「人だなぁ」と改めて感じ、感謝しました。

昨今ではビデオ会議等を多用するようになりましたが、やはり人恋しいものですね。

いつもは顔を見て、一緒に仕事をするお客さん。
普段だったら簡単に集まれる組合仲間や、色々教えて下さる諸先輩方、助け合う同業仲間。

早く皆さんに会いたいですね。

また、以前のように皆さんに会えるよう、一刻も早いコロナの収束を願います。

その為に、先ずは自分自身がしっかり感染予防しなければですね。

記事:株式会社松谷メールサービス 松谷 勝広


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