株式会社上田写真製版所 弊社紹介その3

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弊社紹介第3弾をお届けします。

今回は、気がつかなかった自社の意外な価値についてお話をしたいと思います。

と言っても難しい話ではなくガラスの話です。

▼めにゅー

  • 型板ガラスとは・・
  • 型板ガラスの種類
  • もはやアンティーク

  • まとめ

型板ガラスとは・・

きなりガラスの話をしてしまいましたが、今回は当社の建物の板ガラスに使用している「型板ガラス」の話をしたいと思います。

型板ガラスとは、片面や両面に種々の型模様をつけた板ガラスのことを言い、視線を遮る用途に使用するガラスのことを言います。

近年のガラスは技術も進み、綺麗で画一された模様になっていますが、昭和の半ばに製造されたガラスはそこまでの技術がなく、歪みや不純物が入り込んだものが製造されていました。

 

型板ガラスの種類

当社の建物が建てられたのも昭和30年代前半で、このレトロ感のあり型板ガラスを多用した建物になっています。模様は鍋底を叩いたような模様が全体に広がっています。名前を調べたところ、「石目」というそうです。このガラス模様、沢山の種類がありました。

「かすり」「このは」「みやこ」「からたち」など、サイトで調べてみると140種類近くありました。この型板ガラスを使っていらっしゃる方も多いかと思います。一度調べてみるのも楽しいものですよ。

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当社の「石目」模様のガラス

 

もはやアンティーク

ここで冒頭でお話をした「価値」の話になるのですが、以前フロアーのリニューアルを行い施工業者さんに入ってもらったのですが、業者さんより「この板ガラスを是非、売ってもらいたい」と言われました。何でも、古い型板ガラスの質感は、今では手間が掛かり過ぎて作れないとか。しかも当社のガラスは厚く貴重なものだそうです。

言われてみれば、当社の窓ガラスは重く、窓枠も鉄製のため女性が窓を開けるには、一苦労します。ただの古いビルと思っていましたが、見る人が変わればアンティーク。

重いガラスも貴重なガラス「価値あるガラス」と受け止める人もいるのですね。

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重いガラス扉。恐らく10kgくらいあります。

 

まとめ

当社も業界内では、社歴だけは長い方かと自負をしていましたが、建物だけでなく、技術もそれを支える人も長年、当社を支え続けてくれています。

これらをもっと魅力的に見せることが出来れば、価値は何倍にも増し、当社らしさ、オリジナリティーも発揮できるのではないかと、感じました。

当社のブランディングを模索中なので、これをヒントにしてみたいと思いました。(^.^)

 

 

 


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