皆さんこんちは、印青連シナジー委員会の藤井です。
この記事は「デザイン」についての第1話です。
この記事はグラフィックを作る前の準備段階、情報収集について書いております。
ぜひご一読を
▼目次
- クライアントとの接し方
- 対話をする
- ヒアリングシートのすすめ
- デザインアイデアを得る方法
- アンテナをはる方法
- フィールドワーク
- フィルターになる方法
- メモる
- まとめ
クライアントとの接し方。
対話をする
デザイナーはクライアントあっての職業です。
こういうものがつくりたい、という依頼をもらってから制作にかかります。
そこでクライアントと多くの情報を共有しなければなりません、そのためには話をすることが第一です。
ここでいう話は、たわいもない世間話から、核心にせまる内容まで含めた、全てです。そしてそれはお互いに、です。
それを対話といいます。
手っ取り早く本台だけ聞けばいいというものではありません、多くのデザイナー・ディレクターがそこを勘違いします。
クライアントは様々です。情報を事細かにくれる方もいれば、イメージをざっとしか言ってくれない、はたまた「まかせる」なんて方もいます。(こういう方が実はのちのち一番うるさかったりするんですが・・)だからこそ、たわいもない話をして、その方の性格を知り、良く観察し特徴をつかむ事が大事です。実はこの考え方はデザインの1つの核心だったりします。
デザインを学べば学ぶほど、経験を積めば積むほど、その大事さが分かります。
ヒアリングシートの進め
とはいえ、クリエイティブな人間たちはコミュニケーションに関して少々難があることが少なくないです。
そういう方々の経験の補助のために用意すべきもの、クライアントに最低限絶対に聞くべきことをあらかじめシートにしておき、ヒアリングしながら記入、もしくは直接クライアントに記入していただくもの、それがヒアリングシートです。
経験がないうちは人と話すと舞い上がって何を聞くべきか忘れてしまいまがちです、情報の漏れをなくすためにも予めヒアリングシートを用意して、クライアントに記入していただきその上で対話をしていくのが良いでしょう。
ググってみると結構無料のモノがweb上に落ちています。
自分にあったものを探してみてください。もし無ければそれらを参考に、自分流にアレンジしてみましょう。
デザインアイデアを得る方法
アンテナをはる方法
とっても一般的な考え方です。
同じものを見るにしても、普段見ない視点で見てみたり、疑問を探して考えてみたり。
人は経験を積めば積むほど、自分のやってきた事に自信を持ちます。それと同時に経験しか信じなくなり、成功パターンを繰り返し自分の殻に閉じこもるようになります。
うまくいっているときはいいのですが、通用しなくなったら慌てふためくことが・・・
頭が固まる、ということは怖いことですね。
好奇心旺盛で1つのものを色んな角度から徹底的に極めつくすような、そんなセンスをお持ちの方は中々いません、みんな無難にまとめるという行為をしたがります。
でも世の中は自分中心に回っているわけではないんです。周囲は常に変化し進化します。
毎日同じことを繰り返せることは物凄いことだと思います。
ただクリエイティブの本質というのは、新しい事の発見です。
もともと持って生まれたものがなければ、意識するしかないのです。
フィールドワーク
情報収集において現代のデザイナーが犯してしまう一番の罪は、「ネットのみで済ませる」という行為です。
奥行きのないものに深みは出ません。
フィールドワークは「現地調査」「野外調査」を意味し、研 究対象となる地域や社会に赴き、その土地に暮らす人々と生活を共にし ながら対話し、生活や社会の仕組み、その土地ならではの考え方の枠組 みを理解しようとする社会調査の手法です。
外に出ましょう、まずは我が町の広さ・特徴を探し、人々と触れ合い、調査してみましょう。たとえ何十年住んでいても知らない事が沢山あるはずです。
そこからさらに1歩を踏み出し、行ったことのない場所、興味のある場所で、多くの刺激を受けアイデアのヒントを得ましょう。
フィルターになる方法
このやり方は、、はっきり言ってセンスが必要、というかセンスがある人用ですね。
具体的に言いますと。
つくりたいもの、或いはつくらなければならないものがある前提は当然なんですが、ただ普通に生活をするだけです。
自分自身が意識せずともフィルターになっているので、それにひっかかったものをピックアップするだけです。
元々センスがある人は、人と違う目線をもっているので自然に出来てしまうんです。
あえて意識しなくてもできる人、そういう人は無理して情報収集をすると逆効果になると思うので自然にしているのが1番だと思います。
誰にでも出来る事ではないですが。。
メモる。
得た情報やアイデアをノートやメモに記録しておくことは当たり前のことです、クセにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「モノ・コトの数だけデザインがある」
心して、記事を続けていこうかと思います。
次回もよろしく!!
タカ。
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